軽費老人ホーム(ケアハウス)とは
軽費老人ホームは昭和38年に無料または低額な料金で、家庭環境・住宅事情・経済状況などの理由により、居宅において生活することが困難な高齢者を入所させ、食事その他日常生活上必要な便宜を提供する施設として創設されました。
軽費老人ホームの種類
軽費A型(制度化:昭和38年)
家庭環境や住宅事情、経済状況などの理由から居宅において生活することが困難で、生活障害に応じた生活支援サービスや介護サービスを利用すれば自立した生活が維持できる低所得者向けの施設です。
軽費B型(制度化:昭和46年)
A型から食事サービスを抜き、介護職員も配置されていない。より住居の比重が大きい施設。これは昭和46年当時の住宅政策の1つとして位置づけされています。
ケアハウス(制度化:平成元年)
A型やB型のような所得や家庭環境よりもむしろ住宅面に重点をおき、「安心して生活を営める住まい」として食事その他日常生活上必要な便宜を提供する施設です。
介護職員はA型よりも少なく、必要な介護は外部サービスを利用します。バリアフリーで車いすでの生活や介護サービスが受けやすいです。
ケアハウス岩見沢について
最も新しく制度化された軽費老人ホームです。当施設は、平成4年に定員80人で開設しました。 そして、令和元年に施設を増築して 定員110人の施設になっています。岩見沢市には、軽費老人ホーム清和荘(A型)がありましたが、令和元年12月31日閉鎖しており、岩見沢市で唯一の軽費老人ホームとなっています。
入居できる方
- 年齢が60歳以上の方(ご夫婦で入居する場合、どちらかが60歳以上であれば、お二人で入居できます。)
- ひとり暮らしの方、若しくは家庭環境・住宅事情により家族と同居することが困難な方。
- 身体機能の低下が認められる場合、一部介助により自立した生活ができる方。
- 利用料(生活費、事務費、管理費等必要な毎月の経費)の支払いが確実にできる方。
入居申込方法
次の書類を添えてお申込いただきます。
申込み受付後にご本人、ご家族と面談したうえで、契約させていただきます。
仮申込みの場合は、1の書類のみご提出いただきます。
利用料金
- 利用者の前年の収入に応じ国が定めた基準を基に算定された料金(料金表)になります。
- 生活費・事務費・管理費・暖房費(10月~4月のみ)が必要です。
- 自室で使用する電話料・水道料・光熱費は自己負担となります。(月額6千円前後)
- 入居の為の保証金・一時金などは一切かかりません。
特定施設入居者生活介護
- 日常生活において介護が必要な方は、要支援・要介護の認定を受け、特定施設入居者生活介護をお申し出いただき、契約をしていただきますと、当施設の介護スタッフがお食事やご入浴の介助、あるいはご入居されている居室内において介護保険による介護サービスを受けることができます。
- 特定サービス対象の居室には「見守りシステム」を導入しています。
- 提供されたサービスに応じて介護保険料を別途ご負担いただきます。
相談員
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実際に見学されたい場合は、 0126‐33‐8900 にお電話ください。